【7:7】レンズ設計実況スレ
- 1 名前:ラジオネーム 名無しさん:2025/03/28(金) 18:47:35.35 ID:XAhu9Weg/ch.1
- パワー配置パラメーターはe1=0.33, hΦ2=1.45, ε=1.0. sumΦ=0.0 とします。
- 2 名前:危険ですので名前をあたえないでください:2025/03/28(金) 18:52:38.48 ID:XAhu9Weg/ch.1
- 近軸焦点距離を計算するとf=1.989となります。
この値を使って、焦点距離が1.0となるようにΦ, eを正規化します。
- 3 名前:名無しの奇妙な冒険:2025/03/28(金) 22:31:58.32 ID:XAhu9Weg/ch.1
- 前玉と後玉を同じアッベ数の部材で構成できるようにT係数の制約からパラメーターεを1.04159と決定する。
- 4 名前:名無しのごとく:2025/03/28(金) 22:40:50.05 ID:XAhu9Weg/ch.1
- 次に軸上色収差L係数を計算して中玉のアッベ数を算出する
中玉のアッベ数vd2と前玉=後玉のアッベ数vd1の比率vd2:vd=1.844となる。一般的な光学ガラスのvdの範囲が[25.4, 60.0]の間であることを考えると、vdの選択可能範囲は vd1=[46.84,60.00], vd2=[25.4, 32.54]となる。
- 5 名前:名無しの奇妙な冒険:2025/03/28(金) 22:48:15.35 ID:XAhu9Weg/ch.1
- vd1=58を選択するとvd2=vd1/1.844=31.45となる
このアッベ数に対応する屈折率nd1, nd2の範囲を経験式により導出すると nd1=[1.502,1.626] nd2=[1.693,1.968]となる。 この範囲内からndを選択してnd1=1.62, nd2=1.71 とする。 nd2はパワーはいつの修正によってvd1:vd2の比率が変化した場合を想定し、下限ぎりぎりを避けて選択している。 nd1はvd1が任意の値を選択できることを当て込んで上限ぎりぎりのnd=1.62を選択した。 vd2はvd1:vd2比の存在によってvd1の従属変数となっているため自由な値は取れないので余裕が必要。
- 6 名前:出生番号774号さん:2025/03/29(土) 22:21:07.53 ID:fvkCgqno/ch.1
- Ad係数をAd=[0.95,1.05,0.80]としてAb係数を予測し、極値収差係数を[I, II, III]=[0.236,0.302,1.908]と推定。
III収差は原理的に補正困難なので目標から除外し、他の2つが小さい値となっていることを確認し、このパワー配置で確定。
- 7 名前:名無しはホモ:2025/03/29(土) 23:00:18.56 ID:fvkCgqno/ch.1
- 薄肉部分系分析に必要な4つの入力変数Φ, h, a, nを集積して部分系分析を始める前玉のAd係数の実測値は1.00で仮定値の0.95より5%大きな値となった。
同様にして3つの部分系全てのAd係数を測定すると 実測Ad=[1.00, 1.12, 0.94]となったこれは 予測Ad=[0.95,1.05, 0.80]と比べると過大な値であった。 予測Adの代わりに実測Adを使って極値収差係数を計算すると[I,II,III]=[-0.571, -0.059, 1.703]となった。 I係数の不一致が拡大しているが、まだ後続過程で修正可能な範囲内であろう。 パワー配置パラメーターe1を0.33から0.336に修正することで[I,II,III]=[-0.046, 0.056,1.797]に補正できた。 配置変数変更によって部分系入力変数も微妙に変化しているのでAd係数を再度計算する必要がある。その結果Ad係数の変化は1%未満であり、 Ad係数を書き変えて極値収差係数を再計算する必要はこれ以上ないことが分かった。 このパワー配置を決定稿として部分系のB-A-P関係式を導出する行程に入る。
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